安全への意識の低い企業 安易なスクリプト利用が被害を拡大 メールマーケティングによりさらなる被害拡大の可能性
今回の事件の被害を拡大した要因のひとつには、多くの企業サイトにおいて、スクリプトを利用していることがあげられる。
利用者は、安全上、スクリプトをオフにしたくとも、スクリプトをオンにしないと利用できないサイトが増えている。そのため、安全上問題があると
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利用者は、安全上、スクリプトをオフにしたくとも、スクリプトをオンにしないと利用できないサイトが増えている。そのため、安全上問題があるとわかっている利用者でも「この大手サイトなら大丈夫だろう」とスクリプトをオンにしてしまうことも少ないない。
しかし、今回の事件でも明らかなように、大手サイトであっても感染源になることは、起こりうることである。
自らのサーバの安全性を確保できないようなサイトがスクリプトの使用を強要するサイトを構築していることは、サイト自身も被害の拡大に荷担=共犯者であるといわれてもしかたがない。
本誌では、同種の事件がおきるたびに、警告を発してきたが、いまだに、状況は改善されることがない。
さらに、メールマガジンなどを発行している企業がメールマガジンでウィルスを撒き散らす事件も継続しておきている。
今回のNimda もメールマーケティングにより、拡大する潜在的な危険性がある。企業システム担当者、メールマーケティング担当者は、十分な注意が必要である。
関連情報
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《ScanNetSecurity》