SSH 攻撃ツールに警告(Bindview 社)
セキュリティ会社Bindview 社の上級セキュリティ・アナリスト Simple Nomad氏が10月下旬、パッチを充てていないUnixベース・システムのリモート制御を奪取することが可能な新ハッキングツールについて警告を発した。同氏によると、そのツールは一般的な認証技術のSSH(
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情報セキュリティ・コンサルティング会社SensePost 社の技術責任者Roelof Temmingh 氏は「SSH 攻撃スクリプトの複数のバージョンが数週間ほど前からインターネット・リレイ・チャットや他のオンライン・フォーラム上において無料で出回っている」と指摘した。それらのSSH 攻撃ツールは比較的古い脆弱性を利用したもので、それらに対応するパッチは既に公開されている。しかし、値段は明らかにされていないが、開発したスクリプトを売ろうとしている作成者がいるという。 Temmingh 氏はそれを不吉な兆候と懸念し「仮に1000ドルの値が付いていたとしても、それに見合うだけの価値があると判断する人たちは確実にいるだろう」と述べた。Bindview 社のアドバイザリによると、脆弱性crc32 は現在のバージョンのSSH もしくはOpenSSH に影響を与えない。
《ScanNetSecurity》