Titanファイアウォールは、エンコードされたHTTPリクエストをフィルターしない
概要:
Flicks Software社のアプリケーション・ファイアウォール、Titanは%2eのような拡張文字列をデコードしない事が報告されている。HTTPリクエストに上記のストリングを含めたものを受理させてしまう事により、送り込まれたコマンドを安全確認済みとして受け取った
国際
海外情報
Flicks Software社のアプリケーション・ファイアウォール、Titanは%2eのような拡張文字列をデコードしない事が報告されている。HTTPリクエストに上記のストリングを含めたものを受理させてしまう事により、送り込まれたコマンドを安全確認済みとして受け取ったウェブ・サーバーで実行させる事が可能。(この場合、マイクロソフト社のInternet Information Services) 現段階で確認されている脆弱性は以上である。
情報ソース:
SecurityFocus Nov. 16, 2001
http://securityfocus.com/cgi-bin/vulns-item.pl?section=info&id=3551
分析:
この問題は以前から取り上げられている問題である。この脆弱性を利用し、HTTP要求に様々なコマンドをエンコードする事により、攻撃者は制限されているリソースへアクセスする事が可能になる。Titanは、エンコードされたHTTPリクエストとエンコードされていないものとの区別がつかない為、検知できずに受入てしまう。
検知方法:
Tital Firewallのバージョン5.5aが対象。
(詳しくはScan Daily EXpress本誌をご覧下さい)
http://vagabond.co.jp/vv/m-sdex.htm
※この情報はiDEFENSE社( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。情報の内容は以下の時点におけるものです
【16:49 GMT、11、20、2001】
《ScanNetSecurity》