ボーイング社の航空機内通信ネットワーク・サービスを認可(米連邦通信委員会) | ScanNetSecurity
2024.05.03(金)

ボーイング社の航空機内通信ネットワーク・サービスを認可(米連邦通信委員会)

 ボーイング社は12月下旬、航空機内でのインターネット・サービス“Connexion”を開始するための認可を米連邦通信委員会(FCC)から受けた。“Connexion”は、ブロードバンド衛星サービス業界においてFCC が認可した第1号のサービスだ。搭乗客は米国領空内で1時間単位の

国際 海外情報
 ボーイング社は12月下旬、航空機内でのインターネット・サービス“Connexion”を開始するための認可を米連邦通信委員会(FCC)から受けた。“Connexion”は、ブロードバンド衛星サービス業界においてFCC が認可した第1号のサービスだ。搭乗客は米国領空内で1時間単位の料金を支払って、インターネット、イントラネットそしてテレビや電子メールなどの利用が可能となる。

 しかし同サービスの計画を財政的に支援することで合意していた航空会社3社が9月11日のテロ事件後、契約を撤回したため計画は遅れる模様だ。その3社とは American 航空、Delta 航空、United 航空で、テロ事件後、飛行機の利用客が激減し、経済的打撃を蒙ったことが同計画から手を引いた理由だ。現在のところ、同計画の積極的なパートナーはドイツのLufthansa 航空一社のみとなっている。ボーイング 社の広報担当者は「当社は、2002年の後半か2003年の前半のサービス開始に向けてLufthansa と共に取り組んでいる。また、テロ事件の影響を受けて撤退を余儀なくされた航空会社3社もまだ強い関心を持っており、1月初旬に開催される会合に出席する予定だ。FCC の認可を受けたことにより、航空機内での接続性が確立された」と述べた。

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  4. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  5. 「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

    「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

  6. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  7. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  8. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  9. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  10. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

ランキングをもっと見る