コンピュータ・ウイルス名のつけ方(Symantec 社)
インターネット上で感染活動を行うコンピュータ・ウイルスは多数あり、その一つひとつに名前が付けられている。アンチウイルス研究者によると、その命名には特定のガイドラインが存在するという。まず、ウイルス作者が意図している名前以外のものにする必要がある。ま
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Symantec 社の幹部Vincent Weafer 氏は、ウイルスの命名法に関し「ウイルス作者の名前をウイルス名にしてはいけない。理由は、そのウイルス作者名を広く知らしめることになり、宣伝するようなものだからだ。また、ウイルス名に日付を使用してはいけない。理由は、多数の新種ウイルスが発見されるため、混乱の一因になる」と説明した。
ウイルス名は主に、ウイルスを発見し公表した研究者が決定する。前述のWeafer 氏は「ウイルス発見者がウイルスのコードや機能を解析し、それに基づいた名前をつけることが多い。殆どのアンチウイルス関連会社は、ウイルス名に関してポリシーもしくは文字数規定を持っている」と説明し、新たに名前を決定する際は既存名のデータベースをチェックする必要があることを付け加えた。そして「現在、非常に多くのウイルスがあるため、同じ名前を使わずに新規名を考案するのは、難しいがやりがいのある作業だ。アンチウイルス・ソフトNorton により検出されるウイルスの種類は現在、58,193 種に上る」と述べた。
《ScanNetSecurity》