金正恩政権による暗号資産窃取 2025年過去最高3,140億円 累計総額1兆597億円 | ScanNetSecurity
2026.06.12(金)

金正恩政権による暗号資産窃取 2025年過去最高3,140億円 累計総額1兆597億円

 北朝鮮による年間の暗号資産窃取が加速しており、金正恩政権が支援するサイバー犯罪者らが 2025 年に 20 億ドル(約 3,140 億円)強相当のトークンを奪取した。これはブロックチェーン企業 Chainalysis 社の調査によるもので、同社の専門家によると、この数字は前年比 51 %増を示しており、世界全体で盗まれた暗号資産総額 34 億ドルのうち大きな割合(編集部註: 59 %)を占めている。

国際 TheRegister
(イメージ画像)
(イメージ画像) 全 1 枚 拡大写真

 北朝鮮による年間の暗号資産窃取が加速しており、金正恩政権が支援するサイバー犯罪者らが 2025 年に 20 億ドル(約 3,140 億円)強相当のトークンを奪取した。

 これはブロックチェーン企業 Chainalysis 社の調査によるもので、同社の専門家によると、この数字は前年比 51 %増を示しており、世界全体で盗まれた暗号資産総額 34 億ドルのうち大きな割合(編集部註: 59 %)を占めている。

 「これは盗難額の観点から北朝鮮による暗号資産窃取として記録上最も深刻な年となった。また北朝鮮の攻撃は、暗号資産サービスへの侵害の 76 %を占め、これも記録的な割合となった」と同社のレポートは指摘している。

 急増の主な要因は、北朝鮮が 2 月に実行した、暗号資産業界史上最大規模の窃取事件のひとつとされる、ドバイを拠点とする大手暗号資産取引所 ByBit への攻撃で、約 15 億ドル相当のデジタル資産を奪取したことだ。

 増加のもう一つの理由は、同国が個人ウォレットを狙う攻撃を強化したことで、北朝鮮が窃取した暗号資産 約 20 億ドルのほぼ半分(44 %)を占めるに至った。なお、2022 年の個人ウォレットからの窃取は全体のわずか 7.3 %だった。

 北朝鮮は今年、約 15 万 8,000 件の個人ウォレット攻撃を実行し、8 万人の個人から暗号資産を盗んだ。


《The Register誌特約記事》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 委託会社の社員が業務用ノートパソコン 83 台盗難 ~ うち 3 台に市民の個人情報

    委託会社の社員が業務用ノートパソコン 83 台盗難 ~ うち 3 台に市民の個人情報

  2. ディスクユニオンのウェブサイトで不審な認証画面が表示される事象

    ディスクユニオンのウェブサイトで不審な認証画面が表示される事象

  3. 中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

    中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

  4. 広島県が朝刊の広告に誤って管理者用二次元コードを掲載 ~ 申込者の個人情報が閲覧可能に

    広島県が朝刊の広告に誤って管理者用二次元コードを掲載 ~ 申込者の個人情報が閲覧可能に

  5. DMARC 通過する独自ドメインフィッシング急増 ~ フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2026」

    DMARC 通過する独自ドメインフィッシング急増 ~ フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2026」

ランキングをもっと見る
PageTop