セキュリティ関連NPO団体 NRA にクロスサイトスクリプティング脆弱性
特定非営利活動法人ネットワークリスクマネジメント協会の web にクロスサイトスクリプティングの問題があることが発見された。
同協会の web にある会員向のサービスでは、認証の際に、IDとパスワードがCookieに保存される。クロスサイトスクリプティング脆弱性を利
製品・サービス・業界動向
業界動向
同協会の web にある会員向のサービスでは、認証の際に、IDとパスワードがCookieに保存される。クロスサイトスクリプティング脆弱性を利用することで、ID、パスワードを奪取することが可能になっていた。さらに、暗号化されていなかったため、Cookieを奪取しただけで、不正な利用が可能となっていた。
この問題は、クロスサイトスクリプティング問題に関する啓蒙、研究を行っている office 氏によって発見。編集部から、同協会に連絡を行い、同協会では、迅速に対処を完了した。
なお、同協会からは、下記のメッセージをいただいた。
「ご指摘いただいた点に関しては、早急に対処させていただきました。
会員専用のページは、基本的には公開しても構わない内容のもので、その前提でのレベルに設定しておりました。
しかし、協会の性格から、今後は世間から期待されているレベルを理解し、対処して参ります。」
特定非営利活動法人ネットワークリスクマネジメント協会
http://www.nra-npo.jp/
(詳しくはScan および Scan Daily EXpress 本誌をご覧ください)
http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml
http://shop.vagabond.co.jp/m-sdx01.shtml
《ScanNetSecurity》