Open Firmware のパスワード保護機能(2)
〜[前号より]〜
このパスワード保護が機能するのは、Open Firmware コマンド "password" があるからだ。そのコマンドは、ユーザに自身のパスワードの設定を要求し、そしてその入力したものをパスワードと確認し、パスワードとして設定する。続いて、ユーザはセキュリテ
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このパスワード保護が機能するのは、Open Firmware コマンド "password" があるからだ。そのコマンドは、ユーザに自身のパスワードの設定を要求し、そしてその入力したものをパスワードと確認し、パスワードとして設定する。続いて、ユーザはセキュリティを有効にし、どのセキュリティレベルにするのかを指定する必要がある。
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手順
パスワード保護を有効にする
1)Open Firmware を起動する。(Command + Option + O + F)
2)コマンド・プロンプトで "password" と入力する(もちろん、引用符は除く)。望むパスワードを入力するよう促される。自身のパスワードを入力し、リターンキーを押す。そして再度パスワードを入力し、入力した最初のパスワードが本当に望むパスワードであることを確認するためにリターンキーを押す。(注:そのパスワードは "security-password" 変数に保存されるが、その変数の内容は "printenv" コマンドを介して決して表示されない。)
3)希望するセキュリティ・レベルにより、"setenv security-mode full" もしくは "setenv security-mode command" もしくは "setenv security-mode none" を入力する。
4)そして "reset-all" を入力し、コンピュータを再起動する。
パスワード保護機能を無効にする
1)Open Firmware を起動する。(Command + Option + O + F)
2)"setenv security-mode none" を入力し、リターンキーを押す。
3)パスワード要求のプロンプトでパスワードを入力し、リターンキーを押す。
4)そして "reset-all" を入力し、コンピュータを再起動する。
SecureMac.com CodeSamurai 著
[情報提供:SecureMac]
http://www.securemac.com/
[翻訳:関谷 麻美]
(詳しくはScan本誌をご覧ください)
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