Unix/LinuxのMozilla/Firefox/ThunderbirdブラウザでSSL証明書の検証部分に脆弱性が見つかる
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サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のベンダーが実装しているMozilla OrganizationのMozilla、Firefox及びThunderbird webブラウザで、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、セキュアなwebサイトのSSL証明書が偽装される可能性がある。これは設計上の欠陥である。これは、Mozilla、Firefox及びThunderbird webブラウザのPersonal Security Managerコンポーネントに複数の脆弱性が存在するというもので、例えば、完全修飾ドメイン名(www.example.orgなど)ではなく、ホスト名(wwwなど)だけのURLでアクセスされると、SSL証明書の最初のホスト名だけが検証されるようにwebサイトを構築すると、DNSサーバを乗っ取り、クライアントに対して偽の応答を送信し、ユーザを偽装したサイトにリダイレクトすることができる。当該脆弱性は、SSL証明書の検証を行うmozilla/security/nss/lib/certdb/certdb.cに存在する。
※この情報は株式会社サイバーディフェンス
( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。
サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については
下記のアドレスまでお問い合せください。
問い合わせ先: scan@ns-research.jp
情報の内容は以下の時点におけるものです
【05:39 GMT、10、29、2004】
《ScanNetSecurity》