DMARCポリシーは reject を推奨 ~「フィッシング対策ガイドライン 2026年度版」公開 | ScanNetSecurity
2026.07.14(火)

DMARCポリシーは reject を推奨 ~「フィッシング対策ガイドライン 2026年度版」公開

 フィッシング対策協議会は6月1日、「フィッシング対策ガイドライン 2026年度版」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー

 フィッシング対策協議会は6月1日、「フィッシング対策ガイドライン 2026年度版」を公開した。

 同ガイドラインは、フィッシングによる被害を受ける可能性のある利用者やWebサイト運営者が講じておくべき対策について、適切かつ有効であるという観点から選択・整理し、提示することを目的としたもの。

 総務省では2025年9月に「フィッシングメール対策の強化に関する要請」を公表し、日本証券業協会が10月に「インターネット取引における不正アクセス等防止に向けたガイドライン」を改定する等、フィッシング対策が個々の事業者の自主的な取り組みにとどまらず、業界横断的な枠組みの中で強化されつつある制度面での重要な動きも踏まえ、フィッシング対策協議会 技術・制度検討WGにおいて検討を重ね、改定を行っている。

 同ガイドラインでは、2025年度に項目構成の整理を行ったことを受け、2026年度版ではその枠組みを基礎として各項目の内容を精査・更新している。

 同ガイドラインでは重要5項目の一つとして、利用者等がフィッシングメールを判定可能にするためにはDMARC等の送信ドメイン認証技術を利用し、メールにおける送信者のドメイン名を詐称されないようにすることが対策の第一歩となるとし、DMARCポリシーの設定で「p=reject」(排除)を設定することを推奨している。

 また、送信ドメイン認証技術の導入によって、スマートフォン等でブランドのマークが表示される認証マーク証明書(VMC)やブランドアイコンが表示されるWebメールのサービスが利用可能となり、ドメイン名の知識のない利用者にも送信者が確認できるようになるため、同ガイドラインではこれらの導入も推奨している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 高速バスに乗ったら運転士から私的なショートメール ~ 予約データを運行管理者から不正取得

    高速バスに乗ったら運転士から私的なショートメール ~ 予約データを運行管理者から不正取得

  2. アフラック不正アクセスで日本理学療法士協会が会員情報の有無を確認

    アフラック不正アクセスで日本理学療法士協会が会員情報の有無を確認

  3. アフラック生命保険、不正アクセスのFAQ公開 CPU高負荷から発覚 原因調査中

    アフラック生命保険、不正アクセスのFAQ公開 CPU高負荷から発覚 原因調査中

  4. Amazon S3 設定不備 ~ 電子チェックインシステム「Tabiq」で 1,060,338 人分の本人確認書類画像がアクセス可能に

    Amazon S3 設定不備 ~ 電子チェックインシステム「Tabiq」で 1,060,338 人分の本人確認書類画像がアクセス可能に

  5. KDDI の ISP 事業者向けメールシステムへの不正アクセス、JCOM の顧客 2,593,076 名分のメールアドレスが漏えい

    KDDI の ISP 事業者向けメールシステムへの不正アクセス、JCOM の顧客 2,593,076 名分のメールアドレスが漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop