TRUSTeサービスにフィッシングに利用可能なクロスサイトスクリプティング脆弱性が見つかる | ScanNetSecurity
2025.12.20(土)

TRUSTeサービスにフィッシングに利用可能なクロスサイトスクリプティング脆弱性が見つかる

SecuriTeamによると、TRUSTeサービスにクロスサイトスクリプティング脆弱性と、それがフィッシングに利用される可能性が確認された。TRUSTeサービスは、ユーザが個人情報を扱うWebサイトに対する信用度・信頼度を客観的視点で判断できるように生まれた、第三者機関による

特集 特集
SecuriTeamによると、TRUSTeサービスにクロスサイトスクリプティング脆弱性と、それがフィッシングに利用される可能性が確認された。TRUSTeサービスは、ユーザが個人情報を扱うWebサイトに対する信用度・信頼度を客観的視点で判断できるように生まれた、第三者機関による、個人情報認証プログラムを提供している。

 このTRUSTeサービスにフィッシング詐欺に利用可能なクロスサイトスクリプティング脆弱性が存在する。TRUSTeサービスでは、ivalidate.phpスクリプトがWebサイトの信頼性を検査しているが、このスクリプトは細工されたHTMLタグを適切にチェックしていない。そのため、Webサイトに対しクロスサイトスクリプティングを実行されたり、悪意あるWebサイトを「信頼できるサイト」と判断してしまう。この問題はフィッシング詐欺に悪用される可能性がある。


SecuriTeam.com:TRUSTe.org Cross Site Scripting and Phishing Opportunities
http://www.securiteam.com/securitynews/6D0022KBPM.html

信頼できないネットの信頼マーク と R-MS サイトの正しい FAQ(2001.12.1)
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/3436.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. アスクル社長「可能な限り詳細にご報告いたします。サイバー攻撃対策の一助となりましたら幸い」

    アスクル社長「可能な限り詳細にご報告いたします。サイバー攻撃対策の一助となりましたら幸い」

  2. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

  3. 請求者に「百条委員会の中で、会議録は非公開の部分ではと思います」は市議会会議規則第113条第2項に違反

    請求者に「百条委員会の中で、会議録は非公開の部分ではと思います」は市議会会議規則第113条第2項に違反

  4. ネットワーク機器設定ミスが原因 ~ EMシステムズ運営のクラウド版システムで障害

    ネットワーク機器設定ミスが原因 ~ EMシステムズ運営のクラウド版システムで障害

  5. Netis/Netcore社製ルータを探索するパケットが増加--定点観測レポート(JPCERT/CC)

    Netis/Netcore社製ルータを探索するパケットが増加--定点観測レポート(JPCERT/CC)

ランキングをもっと見る
PageTop