中国、台湾に対するサイバー攻撃を準備 | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

中国、台湾に対するサイバー攻撃を準備

 米国、リチャード・ローレス国防省次官代理は、中国が台湾に対し電子封鎖を行う手段を開発していると警告を発した。封鎖は水道や電気など公益事業、インターネット網やその他コミュニケーションネットワークを攻撃することによる。

国際 海外情報
 米国、リチャード・ローレス国防省次官代理は、中国が台湾に対し電子封鎖を行う手段を開発していると警告を発した。封鎖は水道や電気など公益事業、インターネット網やその他コミュニケーションネットワークを攻撃することによる。

 これは10月4日、米国・台湾ビジネス評議会において行われたもので、米国の情報自由法(Freedom of Information Act)の下、AP通信が16日に次官代理のスピーチのコピーを入手して、明らかになったもの。同会議は、米台ビジネスリーダーとの密室会議で、アリゾナ州スコッツデールで行われた。

 ローレス次官代理によれば、中国と台湾の間で戦争となった場合は、最初に攻撃を受けるのは兵士たちではなく、台湾のハイテク社会だという。「中国は台湾の通信、電気やガス、水道、放送メディア、携帯電話、インターネット、コンピュータなどのネットワーク攻撃の準備を積極的に進めている」

 情報封鎖により、台湾はサイバースペースにおいて封じ込められ、世界から孤立することになる。米国は台湾と連絡がとれないし、台湾からの連絡も不可能だ。


【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】

(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  2. 雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  3. セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  4. タカラベルモントの海外向けウェブサイトのサーバがフィッシングメール送信の踏み台に

    タカラベルモントの海外向けウェブサイトのサーバがフィッシングメール送信の踏み台に

  5. 重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由

    重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由

  6. スペシャリスト集結! マネーフォワード・ラック・富士ソフト・電通総研から学ぶ、脆弱性診断内製化の成功法則とは? AeyeScan 導入企業との公開対談

    スペシャリスト集結! マネーフォワード・ラック・富士ソフト・電通総研から学ぶ、脆弱性診断内製化の成功法則とは? AeyeScan 導入企業との公開対談PR

  7. 研究開発の推進責務が撤廃ほか ~「NTT法」改正法律成立を受け NTT がコメント

    研究開発の推進責務が撤廃ほか ~「NTT法」改正法律成立を受け NTT がコメント

  8. 2024年第1四半期 IPA 情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況、サポート詐欺被害時の漏えい可能性判断ポイントほか

    2024年第1四半期 IPA 情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況、サポート詐欺被害時の漏えい可能性判断ポイントほか

  9. RoamWiFi R10 に複数の脆弱性

    RoamWiFi R10 に複数の脆弱性

  10. 脆弱性診断自動化ツール「AeyeScan」を基盤に「診断マネジメントプラットフォーム」を提供

    脆弱性診断自動化ツール「AeyeScan」を基盤に「診断マネジメントプラットフォーム」を提供

ランキングをもっと見る