重要インフラが狙われている? ハッカー攻撃の危険 | ScanNetSecurity
2026.04.16(木)

重要インフラが狙われている? ハッカー攻撃の危険

「ハッカーが電力会社の送電網(グリッド)を狙っている」連邦エネルギー規制委員会のパトリックH.ウッドIII会長が、今年1月、電力会社トップとの私的な会議で警告を行っていたと、今月11日の『ワシントンポスト』が報道した。

国際 海外情報
「ハッカーが電力会社の送電網(グリッド)を狙っている」連邦エネルギー規制委員会のパトリックH.ウッドIII会長が、今年1月、電力会社トップとの私的な会議で警告を行っていたと、今月11日の『ワシントンポスト』が報道した。

会議の席上、ウッドIII会長は、電力会社はサイバーセキュリティ強化にもっと力を入れる必要があると述べている。この発言は、アイダホの米エネルギー省の研究所で、ハッカーがシステムに侵入し、大被害を与える様子をシミュレーションしたものを見たことを受けてのものだ。

ウッド会長はシミュレートされた内容については、具体的には語っていないが、同研究所のケン・ワット氏は「重要インフラのインターネットベースの管理システムにハッカーが侵入し、運転を乗っ取る様子を見てもらった」と説明する。「システムに侵入した後、発電を行うタービンへの石油の供給を止め、機械を破壊してみせた」

会議に出席した多くの電力会社の代表は、サイバーセキュリティについて重視しており、システム保護のための手段を講じていると答えた。しかし、企業間のセキュリティ基準には差があり、不十分な会社もあるのが現状だ。

クリントンおよびブッシュ政権でテロリズム対策を担当したリチャード・クラーク元大統領特別補佐官は、「優れたハッカー、特にグループで活動を行うハッカーなら、米国の3つの電力網に侵入し、大混乱を引き起こすことができる」と危険性を認めている。

【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】

──
(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 「すでに感染してしまった」最悪のシナリオで訓練実施 ~ LINEヤフーのランサムウェア対応訓練

    「すでに感染してしまった」最悪のシナリオで訓練実施 ~ LINEヤフーのランサムウェア対応訓練

  2. ホームページ内の個人情報非表示の Excel ファイルは検索エンジンの検索結果から閲覧可能

    ホームページ内の個人情報非表示の Excel ファイルは検索エンジンの検索結果から閲覧可能

  3. テインへのランサムウェア攻撃、サーバ上に犯行声明文ファイルを確認

    テインへのランサムウェア攻撃、サーバ上に犯行声明文ファイルを確認

  4. 開発者が実施すべき脆弱性対処と開示方法掲載 ~ IPA、ソフトウェアの製品開発者向け・製品利用者向けガイドを公開

    開発者が実施すべき脆弱性対処と開示方法掲載 ~ IPA、ソフトウェアの製品開発者向け・製品利用者向けガイドを公開

  5. 埼玉大学の特許管理システム運用サーバでランサムウェア感染の痕跡、個人情報が外部から閲覧された可能性

    埼玉大学の特許管理システム運用サーバでランサムウェア感染の痕跡、個人情報が外部から閲覧された可能性

ランキングをもっと見る
PageTop