万全なセキュリティでIT業務海外委託も可能?
顧客管理などをインドや中国など海外に受託することは、人件費の問題からコスト削減に大きく貢献し、魅力が大きいが、プライバシーとセキュリティの懸念から多くの企業、特に金融機関などは二の足を踏んでいるのが現状だ。だが、米国Northwestern Mutual Life Insurance
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Northwestern Mutual Life Insuranceのバーバラ・ピエーラー最高情報責任者は、「過去、6ヵ月にわたり、インドにあるターミナルを利用し、社会保険番号などの重要顧客情報の入ったデータ処理を含むアプリケーションに海外のITスタッフがアクセスしてきた」と『Information Week』に語った。「しかし、ターミナルはユーザがデータを変更、記録、印刷する能力を制限したものだった」という。
ターミナルは、安全で高速の電子通信線で、ミルウォーキーにある
Northwestern のサーバーに接続。インドではNorthwesternのビジネス用アプリケーションのテストや保守作業を行っている。「インドにあるターミナルにはハードドライブもない」ピエーラー責任者は安全であることをアピールする。「顧客を守ることを第一に考えて、セキュリティ措置を講じている」
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
《ScanNetSecurity》