XFree86のPixmap処理にメモリ割り当てによりバッファオーバーフローが発生する脆弱性が見つかる | ScanNetSecurity
2025.12.07(日)

XFree86のPixmap処理にメモリ割り当てによりバッファオーバーフローが発生する脆弱性が見つかる

サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のベンダが実装しているXFree86 ProjectのXFree86 X11 X Window Systemに、ローカルで攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、root権限で任意のコードが実行される可能性がある。これは設計上の欠陥である。この脆弱

製品・サービス・業界動向 業界動向
サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のベンダが実装しているXFree86 ProjectのXFree86 X11 X Window Systemに、ローカルで攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、root権限で任意のコードが実行される可能性がある。これは設計上の欠陥である。この脆弱性に対する攻撃コードは実環境で確認されていない。パッチはリリースされているが、暫定処置は公開されていない。X Windowing Systemがpixmapsを処理する際にバッファオーバーフローが発生する。ユーザ入力が整数の変数に渡され、これに対して演算処理が行われると、当該変数のサイズが、整数データ形式として保持可能なサイズよりも大きくなる。これにより、整数オーバーフローが発生し、root権限で任意のコードが実行される可能性がある。

※この情報は株式会社サイバーディフェンス
 ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。
 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については
 下記のアドレスまでお問い合せください。
 問い合わせ先: scan@ns-research.jp
 情報の内容は以下の時点におけるものです
 【11:10 GMT、09、15、2005】

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  2. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  3. 感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

    感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

  4. FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

    FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

  5. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

ランキングをもっと見る
PageTop