Apache HTTPサーバのmod_includeにローカルで攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかる | ScanNetSecurity
2025.12.08(月)

Apache HTTPサーバのmod_includeにローカルで攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかる

サイバーディフェンス社からの情報によると、Apache Software FoundationのHTTP Server webサーバにインストールされているmod_includeモジュールに、ローカルで攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかった。
これにより、SSI(server-side include)ファイルが作成さ

製品・サービス・業界動向 業界動向
サイバーディフェンス社からの情報によると、Apache Software FoundationのHTTP Server webサーバにインストールされているmod_includeモジュールに、ローカルで攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかった。
これにより、SSI(server-side include)ファイルが作成され、HTTPプロセスの権限が取得される可能性がある。この問題に対する攻撃コードが、実環境で確認されている。パッチはリリースされているが、暫定処置は公開されていない。
mod_include.cファイルのget_tag()関数は、バッファの境界を適切にチェックしない。バッファ境界チェックの実行中に、他の関数を使用して値を渡すことにより、境界チェックを回避し、バッファオーバーフローを発生させることができる。不正なHTMLもしくはSHTMLファイルを作成することにより、httpdサービスをクラッシュさせ、権限を引き上げて任意のコードを実行できる。


※この情報は株式会社サイバーディフェンス
 ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。
 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については
 下記のアドレスまでお問い合せください。
 問い合わせ先: scan@ns-research.jp
 情報の内容は以下の時点におけるものです
 【11:45 GMT、09、21、2005】

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  2. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

  3. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  4. 委託先が管理する Web サイトへのブルートフォース攻撃が起点に ~ ひびしんキャピタルのホームページへの不正アクセス

    委託先が管理する Web サイトへのブルートフォース攻撃が起点に ~ ひびしんキャピタルのホームページへの不正アクセス

  5. サイバー攻撃、他人事(ひとごと)でなく自社に起こり得る現実的脅威

    サイバー攻撃、他人事(ひとごと)でなく自社に起こり得る現実的脅威

ランキングをもっと見る
PageTop