警戒が求められるIMユーザー
近年、インスタント・メッセンジャー(IM)のセキュリティの問題がクローズアップされている。昨年クリスマスあたりから年明けとワームの発見が次々に伝えられた。
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まず、12月19日、IM LogicがMSNやAOL、Windows メッセンジャー、Yahooメッセンジャーを通して“Gift.com"という名称のワームを送付する動きがあると報告した。
ワームはユーザーがリンクされているURLをクリックすることで感染。リンクはクリスマスシーズンに合わせて、サンタクロースのウェブサイトになっているので、何気なくアクセスしてしまったユーザーも多かったようだ。
しかし、このワームはスパイウェアで、その上、ルートキットをインストールする仕掛けだ。そのためウィルス対策ソフトも効果がないという悪質なもの。そして感染するとユーザーの「友達」や「メンバー」などアドレスを登録したリストをコントロールしてしまい、リスト内の相手にさらにワームを送付するものだった。
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
《ScanNetSecurity》