1万件以上の受刑者や被告の個人情報が流出、Winnyウイルス感染が原因か
法務省は2月13日、刑務所や拘置所に収容されている受刑者や被告の個人情報1万件以上がインターネット上に流出していることが確認されたとして、調査を開始した。内閣官房情報セキュリティセンターからの連絡によって判明したという。
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流出した個人情報は、滋賀刑務所や福岡拘置所など、複数の刑事施設に収容されている1万人以上の受刑者や被告の氏名や住所など。また、このほか施設内での規律違反行為の報告書なども含まれているほか、刑務所の業務上の内部文書も流出しているという。原因は、京都刑務所の刑務官が勉強のためにこれらのデータを自宅に持ち帰っており、自宅PCがWinnyウイルスに感染したために流出した可能性が高いとしている。
法務省
http://www.moj.go.jp/main.html
《ScanNetSecurity》