マスターキー付き暗号化ソフト「CyberCrypt」にドライブ暗号化機能を追加(オーク情報システム他)
株式会社オーク情報システムと北陸日本電気ソフトウェア株式会社は2月5日、マスターキーのある暗号化ソフト「CyberCrypt(サイバークリプト)」にドライブ暗号化機能を共同で拡張搭載し、「CyberCryptPro」として販売を開始した。
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CyberCryptは、これまで暗号化ソフトの利用を阻害していた「復号鍵管理の煩雑さ」という課題を、マスターキーという概念で克服したユニークな暗号化ソフト。企業マスターキー(ユーザーにひとつだけ提供される鍵)を使用すれば、その企業内で暗号化されたすべての情報を復号して監査することができるなどの特徴を持ち、J-SOX法などが要求する内部統制にも対応した情報セキュリティツールとして注目されている。
今回のProバージョンは、従来提供してきたファイル単位の暗号化機能に加え、内部ドライブの指定されたフォルダまたは外部ドライブへのWindowsアプリケーションによるデータ書込み/読込み時に暗号化/復号を自動的に実行する機能を搭載。これにより、利用者は意識することなく暗号化を実行でき、万一、PC盗難やUSBメモリ紛失などが起きた場合にも情報漏洩を防ぐことが可能となった。
価格は35万円(50ライセンス)から。CyberCrypt利用ユーザーには、拡張機能オプションとして50ライセンス(15万円)から提供。
http://www.oakis.co.jp/cybercrypt/press_release/20070205.html
《ScanNetSecurity》