インターネットセキュリティ脅威レポートの最新版を発表(シマンテック) | ScanNetSecurity
2025.12.25(木)

インターネットセキュリティ脅威レポートの最新版を発表(シマンテック)

シマンテック コーポレーションは3月27日、インターネットセキュリティ脅威レポートの最新版を発表した。調査結果では、現在のインターネット脅威環境の特徴として、金銭的な利益を得るために機密情報の入手を目的としたデータ盗難や情報漏洩、特定業界を狙った悪意のあ

製品・サービス・業界動向 業界動向
シマンテック コーポレーションは3月27日、インターネットセキュリティ脅威レポートの最新版を発表した。調査結果では、現在のインターネット脅威環境の特徴として、金銭的な利益を得るために機密情報の入手を目的としたデータ盗難や情報漏洩、特定業界を狙った悪意のあるコードが増加傾向にあることが分かった。また、サイバー犯罪者は、検知を回避するために攻撃手法を高度化させる一方、世界規模で協力ネットワークを形成し、犯罪活動を拡大していることが明らかとなっている。

また、同社は2006年下半期、世界全体で600万台以上のボット感染コンピュータを確認した。2006年上半期に比べて29%増加している。一方、ボットに命令を伝える指令サーバの数は上半期より25%減少している。これはボットネットワークのオーナーが複数のネットワークを統合し、各ネットワークの規模を拡大していることを示しているという。このほか、悪意のあるコードサンプル上位50件のうち45%はトロイの木馬で、上半期と比べ23%増加したこと、ゼロデイ脆弱性が12件で、上半期の1件から大幅に増加したことなどが明らかとなっている。

http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20070327_01

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

    元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

  2. 給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

    給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

  3. バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

    バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

  4. 駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

    駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

  5. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

ランキングをもっと見る
PageTop