セイコーインスツル子会社社員の自宅PCから、7千件近くの顧客情報が流出
セイコーインスツル株式会社は8月10日、同社の子会社である株式会社セイコーアイ・インフォテック(SIIT)社員の自宅PCから顧客情報が流出したことが判明したと発表した。流出した可能性のある個人情報は、1976年から2002年までの間にSIITが製品を設置する際に取得した個
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この社員は、2003年4月に自宅で業務を行うため、無断で個人情報を含む顧客データを自宅に持ち帰っており、この情報を削除しないまま2004年1月にWinnyをインストールしていた。本年7月21日に自宅PCで5時間ほどファイル共有ソフトを起動し、7月28日早朝にファイル共有ソフトを起動したところ、自宅PC内に異常ファイルを発見。ウイルス感染に気づき早急にファイル共有ソフトの使用を停止し、ウイルス駆除を実施した。7月30日に経緯についてSIITに報告し事実調査を開始、8月3日には経済産業省に報告した。なお、現時点において情報の不正流用等の事実は確認されていないとしている。
セイコーインスツル:個人情報流出の可能性について
http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=1509
《ScanNetSecurity》