特に企業や組織は要注意 ソーシャルエンジニアリングの危険(1)効果的な攻撃に被害も拡大 | ScanNetSecurity
2026.10.04(日)

特に企業や組織は要注意 ソーシャルエンジニアリングの危険(1)効果的な攻撃に被害も拡大

去る9月、ISSE会議で、アーンスト アンド ヤングのコンサルタント、シャノン・コンへディが、企業はソーシャルエンジニアリングを用いての攻撃にもっと警戒を強めるべきだとのプレゼンテーションを行った。ISSEはInformation Security Solutions Europe(情報セキュリテ

国際 海外情報
去る9月、ISSE会議で、アーンスト アンド ヤングのコンサルタント、シャノン・コンへディが、企業はソーシャルエンジニアリングを用いての攻撃にもっと警戒を強めるべきだとのプレゼンテーションを行った。ISSEはInformation Security Solutions Europe(情報セキュリティ・ソリューション・ヨーロッパ)の略で、ヨーロッパ唯一の無所属かつ総合的なセキュリティ会議のことだ。今年はポーランドのワルシャワで開かれた。

ソーシャルエンジニアリングとは、データ盗難などを目的として不正にシステムにアクセスをするために、アカウントやパスワードなどを正規のユーザから聞きだしたりすることだ。コンヘディは、攻撃前に犯罪者がGoogleのようなツールや各企業のウェブサイトなどを用いて、調査や情報収集を行っていると警告した。

しかし、企業ではソーシャルエンジニアリングの危険を過小評価しがちで、実際には外部からソーシャルエンジニアリングにより情報を不正に獲得されていても気がついていないというのが実情だ。そのため、攻撃に対する防御で最も重要なのは従業員の教育と認識だという。

●実在の社名を使う犯罪者にだまされる

ソーシャルエンジニアリングを用いた攻撃で最も有名なものは、個人情報の収集を行う企業、Choice Pointの事件だろう。2005年に明らかになったもので、犯人は偽の運転免許証を用いてアカウントを開設。情報を不正に獲得したうえで、その情報を用いて物品を購入していた。Choice Pointは特定の条件を満たす相手に対し、消費者データの販売も行っている。

データ盗難犯は購入対象には該当していなかったが…

【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
──
※ この記事は Scan購読会員向け記事をダイジェスト掲載しました
購読会員登録案内
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「タイムズカー」への不正アクセス、約160万件の運転免許証画像等の本人確認書類が漏えい

    「タイムズカー」への不正アクセス、約160万件の運転免許証画像等の本人確認書類が漏えい

  2. バッファロー製 Wi-Fi 製品に複数の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fi 製品に複数の脆弱性

  3. 京王電鉄にランサムウェア攻撃

    京王電鉄にランサムウェア攻撃

  4. バッファロー製 Wi-Fi ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fi ルータに複数の脆弱性

  5. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

ランキングをもっと見る
PageTop