マルウェアや疑わしいコードを分析・評価する新サービスを発表(シマンテック)
株式会社シマンテック11月16日、特定の標的を狙うマルウェア攻撃のカスタマイズ評価を行う「Managed Threat Analysis(マネージド脅威分析)サービス」を発表した。
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同サービスは、米Symantec社が10月31日に世界的に発表したもので、企業から送られてきたマルウェアや疑わしいコードのサンプルを、同社のセキュリティレスポンス専門アナリストが分析し、企業のニーズとリスクプロフィールに合わせて作成した詳細なインシデント分析レポートを、インシデント発生から96時間以内に提供するというもの。インシデント報告は年間を通じて24時間常時受け付ける。
レポートは、システム内にある個々のマルウェアの影響把握、修復の方針や脅威を安全に駆除するツールの作成、将来の攻撃を緩和し、総合的なセキュリティ体制を向上させるアドバイスの文書化などに有益。さらに、データ侵害を受けた際に一定期間内に当局への通知が義務づけられている金融機関、行政機関などにおいては、法律の要件順守として役立てることが可能。
http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20071116_01
《ScanNetSecurity》