多様化を続けるネット犯罪者の市場(1)様々なツール、サービスが揃う | ScanNetSecurity
2026.11.06(金)

多様化を続けるネット犯罪者の市場(1)様々なツール、サービスが揃う

今年3月、米国アトランタのセキュリティ企業SecureWorksが、これまで安全だと考えられていた暗号化技術、SSL/TLS通信から機密情報を盗むマルウェアを発見したと報告している。Goziと名づけられたこのマルウェアを作成したのはロシア人だという。

国際 海外情報
今年3月、米国アトランタのセキュリティ企業SecureWorksが、これまで安全だと考えられていた暗号化技術、SSL/TLS通信から機密情報を盗むマルウェアを発見したと報告している。Goziと名づけられたこのマルウェアを作成したのはロシア人だという。

Gozi発見に至ったのは、今年1月はじめに、職場と家庭でアクセスしたウェブサイトのアカウントがハイジャックされていると、ユーザからの報告を受けたことによる。このユーザのホームコンピュータを調べたところ、これまでに発見されていなかったマルウェアが見つかった。

そして、さらに詳しくフォレンジック検査を行い、このユーザがalchemylab.comというウェブサイトを訪れたときに、このマルウェアに感染したことを確認した。時期については、約1ヵ月前の12月13日、リモートの弱点を通してインストールされたらしい。

その後、SecureWorksのドン・ジャクソン研究員が30の大手ウィルス対策製品で、問題のPCをスキャンしてみたが、明確に探知したものはなかった。ただし、一部は経験則、つまりヒューリスティックスで“疑わしい”との判断を行ったか、もしくは一般的なマルウェアのパッカーによって圧縮されているということから、特に危険ではないが、“一般的な脅威”とみなしたものもあった。一般的なマルウェアのパッカーは、よく使用されている実行可能ファイルの悪意あるコードを圧縮して隠すための圧縮用ユーティリティのことだ。

感染源となったページは、Internet Explorerのiframeタグの脆弱性を悪用されている。すなわち攻撃者がページを改ざんして、タグを埋め込む。そして、このページを閲覧したユーザが感染の被害に遭うというものだ。

Goziは以下の特徴を持つ…

【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
──
※ この記事は Scan購読会員向け記事をダイジェスト掲載しました
購読会員登録案内
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 日本郵政グループ労働組合に不正アクセス、4万件以上の組合員情報が漏えい

    日本郵政グループ労働組合に不正アクセス、4万件以上の組合員情報が漏えい

  2. 松屋公式アプリに不正アクセス 会員情報等が漏えい

    松屋公式アプリに不正アクセス 会員情報等が漏えい

  3. ドトールコーヒーのシステムに不正アクセス、従業員及び退職者 計951名の個人情報が漏えいした可能性

    ドトールコーヒーのシステムに不正アクセス、従業員及び退職者 計951名の個人情報が漏えいした可能性

  4. 「郵便局アプリ」に不正アクセス、顧客情報を不正に取得

    「郵便局アプリ」に不正アクセス、顧客情報を不正に取得

  5. GMOペイメントゲートウェイ、ライフカード向けサービスで顧客情報一部流出の可能性

    GMOペイメントゲートウェイ、ライフカード向けサービスで顧客情報一部流出の可能性

ランキングをもっと見る
PageTop