日本PGP、「Cold Boot Attack」に関する論文を発表 | ScanNetSecurity
2026.04.15(水)

日本PGP、「Cold Boot Attack」に関する論文を発表

 日本PGP株式会社は3月17日、米プリンストン大学と提携したPGPコーポレーションセキュリティ研究者チームが、すべてのコンピュータに共通するDRAM固有の特性を利用して、各種ハードディスク暗号化製品を回避する方法「Cold Boot Attack」を発見したという論文を発表した

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 日本PGP株式会社は3月17日、米プリンストン大学と提携したPGPコーポレーションセキュリティ研究者チームが、すべてのコンピュータに共通するDRAM固有の特性を利用して、各種ハードディスク暗号化製品を回避する方法「Cold Boot Attack」を発見したという論文を発表したと伝えている。この攻撃はハードウェアへの攻撃であり、暗号化製品そのものへの攻撃ではない。「Cold Boot Attack」は、コンピュータの動作中またはシャットダウン後数分以内にコンピュータに物理的にアクセスする攻撃者によって引き起こされる。この攻撃によって、DRAMに暗号鍵を格納している暗号化製品が危険にさらされるという。

 これは、最新のDRAMチップに格納された情報が、コンピュータの電源をオフにした瞬間に消去されないという点を突いたもの。論文の執筆者は、この攻撃が理論上PGPコーポレーションの「PGP Whole Disk Encryption(WDE)」を含むあらゆるディスク全体暗号化製品を攻撃するために有効としているが、同社によると一般的なコンピュータの使用環境において、ほとんどのユーザがこの種の攻撃を受ける可能性は少なく、またユーザがこの種の攻撃対象となる場合でも「PGP WDE」を使用することにより、簡単に攻撃を軽減させデータを保護することが可能であるとしている。


日本PGP:Cold Boot Attack
http://www.pgp.com/jp/news/cold_boot_attack.html

《ScanNetSecurity》

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