認証スイッチ製品を利用した検疫 LAN ソリューションを共同開発(NTTデータ先端技術、エンテラシス・ネットワークス)
NTTデータ先端技術株式会社とエンテラシス・ネットワークス株式会社は3月21日、統合型LAN検疫ソリューション「NOSiDE Inventory Sub System」とエンテラシス社の認証スイッチの連携による「検疫 LAN ソリューション」を共同開発したと発表。3月24日より販売を開始した。
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同ソリューションは、クライアントPCの社内ネットワーク接続時に、当該PCが、社内で規定したセキュリティポリシーを遵守しているかどうかを検査し、ポリシーに合致していない場合には接続をシャットアウトする機能を提供するもの。連係機能の開発にあたっては、エンテラシス社の認証スイッチ製品「Matrix N シリーズ」のネットワーク認証機能である「ダイナミック・ポリシー」機能を活用。NOSiDE Inventory Sub Systemの検査に合格したクライアントPCに対し、認証スイッチの単一ポート上でユーザー単位・コンピュータ単位で定義したACL(アクセス・コントロール・リスト)を割り当てることで、既存ネットワークに与える影響を最小限にとどめつつ、きめ細かなアクセス制御を実現している。
また、従来よりNOSiDE Inventory Sub Systemが搭載する「エージェントレス検疫」の機能もそのまま利用することが可能となっているため、利用者は、検査対象となるクライアントPCに予め検疫エージェントを搭載することなく、検疫ネットワークを構築することが可能となっている。
価格は、NOSiDE Inventory Sub Systemが2,047,500円(100クライアント)〜、Matrix N シリーズスイッチが最小構成時で2,457,000円。
http://www.intellilink.co.jp/topics/docs/noside_press_release_080321.pdf
《ScanNetSecurity》