「情報セキュリティ白書2008」を発行、今後取り組みが必要な問題も紹介(IPA)
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は5月23日、2007年の情報セキュリティ関連の被害、対策状況、制度などを分析し、まとめた「情報セキュリティ白書2008」を発行したと発表した。
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情報セキュリティ白書は、過去2年間、注目すべき10大脅威の紹介を中心に発行してきたが、本年はこれに加え2007年に関連機関・組織が公表した多くの情報を参照し、被害と対策実施の状況、制度及び人的な基盤などについて、利用者・供給者側双方の視点から動向を分析し、今後を展望しているのが特徴。また、ボットなど“見えにくくなる”脅威に対する事前予防的な対策の必要性を示しているほか、今後社会全体として取り組みが必要と予想される、アイデンティティ管理など3つの個別テーマについても紹介している。
同書は一般書店にて購入可能。定価1,200円。出版元は実教出版。ISBN978-4-407-31643-8。なお、IPAのサイトでは、同白書の第II部「10大脅威ますます進む『見えない化』」を抜粋して公開している。
http://www.ipa.go.jp/security/publications/hakusyo/2008/hakusyo2008press.html
《ScanNetSecurity》