暗号化機能を搭載したサーバ向けZIP製品をバージョンアップ(エクセルソフト)
エクセルソフト株式会社は6月3日、ピーケーウェア・ジャパンのUNIX/Linux/Windowsサーバ向けZIP製品の新バージョン、データセキュリティ・ソフトウェア「SecureZIP for Server v12」と、同圧縮・解凍ツール「PKZIP for Server v12」の国内販売を開始した。
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SecureZIPは、データ圧縮標準のZIPにデータセキュリティの機能を付加したセキュア・データコンテナ。SecureZIP for Serverはそのサーバ対応版。強度な暗号化によりサーバ上のデータ保護、バックアップファイルと転送ファイルの保護などを実現するもの。コマンドライン・インターフェースを備え、バックアップのスケジュール化、レポートの配布やファイル転送、ファイルの暗号化、デジタル署名やファイル名の暗号化などの処理をスクリプト化し自動化することが可能。また、同時発売のPKZIP for Serverは、SecureZIP for Serverの簡易版で、コマンドライン・インターフェースによるファイル圧縮・解凍ツール。最大95%までファイルを圧縮し、ファイル転送時間、ストレージのスペース及びアーカイブ処理を大幅に節約する。
今回、両製品共にv12にバージョンアップし、パイプライン処理による外部アプリケーションとの連携機能と、FIPS 140準拠モードをサポートするSFXモジュールが追加されている。対応システムは、Windows2000 SP4以降(IE 6.0以降が必要)、Solaris 8以降(UltraSparc プロセッサのみ)、HP-UX 11以降、IBM AIX 5.1以降、Linux カーネル 2.4以降(RedHat及びSuSE)。価格は搭載CPU数に応じたボリュームライセンス。
http://www.xlsoft.com/jp/services/press/PressRelease_SecureZIPv12_20080603.pdf
《ScanNetSecurity》