最新Webセキュリティ・アプライアンスを発売、HTTPSコンテンツ分析に対応(クリアスウィフト)
クリアスウィフト株式会社は6月12日、Web経由のコミュニケーションを包括的に管理するセキュリティアプライアンス「MIMEsweeper Web Appliance」の最新バージョン1.2.1を発表し、同日より発売を開始した。
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新製品・新サービス
本製品は、機密情報などの社外流出を防ぐコンテンツフィルタ機能や、スパイウェア対策機能、ウイルス対策機能、URLフィルタリング機能といったWebセキュリティ機能を搭載したWebアプライアンス。最新版では、新機能としてHTTPSコンテンツ分析(オプション)を搭載。また、Reverse Proxyモデルが追加され、企業などの公開Webサーバを強固に保護することが可能になった。
HTTPSコンテンツ分析は、HTTPSの暗号化トラフィックにおいて、ウイルス、スパイウェア、ファイル・語彙分析、メディアファイルタイプなどを厳密にコンテンツ分析し、企業ネットワークに入ってくる悪意のあるコードやその他Web経由によるマルウェアの脅威から企業資産を保護するというもの。さらに、機密情報が隠された暗号化Webトラフィックが、SSL暗号化コネクションを通じて社外に出て行くケースも防ぐことができるため、社内外の双方向において強固な情報漏洩対策を実施できる。
この他、姉妹製品の「MIMEsweeper Email Appliance」と同様にバーチャルアプライアンスにも対応。IBMやHPなどの認定ハードウェアでの使用が可能となり、選択肢の幅が広がった。価格は50ユーザーで95万円〜(税抜き)。エンタープライズモデルあり。
http://www.clearswift.co.jp/news/PressReleases/index.php?f=080612.dat
《ScanNetSecurity》