インターネット脅威マンスリーレポートを発表(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2025.12.25(木)

インターネット脅威マンスリーレポートを発表(トレンドマイクロ)

 トレンドマイクロ株式会社は8月5日、2008年7月のインターネット脅威マンスリーレポートを発表した。発表によると、2008年7月の不正プログラム感染被害の総報告数は6,368件で、6月の4,232件から増加した。同社では7月17日にSQLインジェクションによるWebサイト改竄を警

製品・サービス・業界動向 業界動向
 トレンドマイクロ株式会社は8月5日、2008年7月のインターネット脅威マンスリーレポートを発表した。発表によると、2008年7月の不正プログラム感染被害の総報告数は6,368件で、6月の4,232件から増加した。同社では7月17日にSQLインジェクションによるWebサイト改竄を警告している。全世界で最大21万ページ、国内で約1万ページが「TROJ_ASPROX」という不正プログラムによって改竄された疑いがあり、改竄されたWebサイトを閲覧した場合に別の不正プログラムに感染する危険があった。感染報告ランキング6位の「JS_IFRAME」は、不正なWebサイトへのリダイレクトを目的としており、今回の攻撃でも使われている。

 7月末時点でもリダイレクト先から個人情報を盗み取る偽セキュリティソフトが配布され続けており、感染を避けるためには不正なWebサイトへのアクセスをブロックする機能の利用が有効としている。また、企業のシステム管理者においては、休暇前に自社のWebアプリケーションの脆弱性のチェック、修正を今一度見直してみることを勧めている。7月の不正プログラム感染被害報告数ランキングは、1位がトロイの木馬である「TROJ_CABAT」(163件)、2位がトロイの木馬である「TROJ_GAMETHIEF」(156件)、3位が「MAL_OTORUN1」(141件)となっている。

http://www.trendmicro.co.jp

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

    元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

  2. 給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

    給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

  3. バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

    バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

  4. 駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

    駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

  5. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

ランキングをもっと見る
PageTop