リモートアクセス検疫ソリューションの新版を発売、より強固な検疫を実現(NTTデータ先端技術)
NTTデータ先端技術株式会社は12月4日、リモートアクセス検疫ソリューション「NOSiDE(R) Inventory Sub System/リモートアクセス管理」の最新版の提供を開始した。
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同ソリューションは、社外から社内ネットワークに接続するリモートアクセスクライアントに対して、リモートアクセス時にクライアント端末の設定(OS パッチ、ウイルス対策ソフト、ファイアウォールソフト、その他ポリシー逸脱状況)を検査し、規定のポリシーに合致した端末に対してのみネットワークへの接続を許可するというもの。
今回の新版では、クライアントの検査を行うための検疫サーバの動作環境として、新たにWindows Server 2008(32bit/64bit)及びSQL Server 2008、ならびにHyper-V上での検疫サーバの動作に対応。また、クライアント環境も、新たに64bit版Windowsクライアントが追加された。これに伴い、リモートアクセス方式も、従来方式に加え、Windows Server 2008で提供された新たなHTTPSベースのVPN接続プロトコル「SSTP(Secure Socket Tunneling Protocol)」と、HTTPSを通じWindows Server 2008のターミナルサービス機能を利用可能とする 「TSゲートウェイ(Terminal Services Gateway)」 による接続に対応している。
サービス面では、Windows Server 2008に搭載されたアプリケーション単位のターミナルサービスである「TS RemoteApp(Terminal Service RemoteApp)」 との連携により、シンクライアント型サービスをアプリケーション単位で提供することが可能となっている。また、Windows Server 2008のネットワークアクセス保護機能(NAP: Network Access Protection)との連動により、クライアントが接続後にポリシー違反などを行った場合でも、アクセス先を動的に制限するといったリアルタイムな検疫処理が実現可能となった。価格は1,575,000円〜(同時接続 100ユーザー時)。
http://www.intellilink.co.jp/all/topics/2008/12/04/ntt-nosider-inventory-sub-syst.html
《ScanNetSecurity》