指紋認証付きUSBメモリと連携し、利用端末を限定できる管理ソフトを発売(エムコマース)
エムコマース株式会社は7月2日、指紋認証によってユーザーの本人確認を行う、指紋認証機能付きUSBフラッシュメモリ製品「iSecure-ProX」のオプションソフトウェア「ID Loader(アイディーローダー)」を発売した。各販売パートナーを通じて販売される。
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同ソフトは、企業内でUSBメモリの利用が許可されているPCの固有情報をiSecure-ProXへ登録し、登録されたPC以外でiSecure-ProXの無断使用を禁止するセキュリティ管理ツール。iSecure-ProXに登録されていないPC(社外PCや自宅PC)へのデータコピーを制限することで、ファイル共有ソフトや不正コピーなどによる情報漏えいを防止可能。また、不特定多数の端末でUSBメモリを利用させないことで、USBメモリ経由でのウイルス感染拡大も回避できる。
利用許可PCの固有識別情報には、改ざんが難しいCPU-IDやHDD-IDなどの情報を含んだIDファイルを採用。IDファイルはファイル単位で管理が行え、登録情報の登録・削除も簡単。また、登録されたID情報をCSV形式のファイルとして保存でき、同設定を複数のiSecure-ProXへコピーすることも可能。なお、iSecure-ProX 1台には約90台分の許可PC(ID)情報が登録できる。
ID Loaderの対応OSは、Windows Vista Ultimate/XP Pro。Windows 7RC版での動作も確認済み。iSecure-ProXは、メモリ容量4GB(AES256bit自動暗号化機能搭載)で、Windows 2000/XP/Vista/7、Mac OS(9以降)、Solaris、Linux(Kernel Ver.2.4以降)などで利用可能。
http://www.m-commercekk.jp/dl_data/release_id_loader_090702.pdf
《ScanNetSecurity》