機密データの情報漏えい対策をスピーディに実現する対策ソリューション発売(NEC)
日本電気株式会社(NEC)は12月2日、設計図面・仕様書・部品表など企業の機密情報の情報漏えいを防ぐ環境を低コストかつ迅速に構築するソフトウェア「Obbligato II(オブリガート ツー)/セキュリティソリューション スタートパック」を開発し、同日より販売を開始した
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス
本製品は、複数の社内サーバに格納された情報を「一般データ」と「機密データ」に分類し、一般データの使い勝手を制限することなく、機密データの外部への持ち出しを未然に防止できる情報漏えい防止ソリューション。国内トップシェアの技術情報管理(PDM)ソフトウェアの新バージョン「Obbligato II R9.2」で強化されたセキュリティ機能の部分を切り出してスタートパックとして販売するもので、同製品や他のPDMシステムを導入していない企業でも導入ができる。
設計図面などの機密データに対して、印刷・メール添付・USBメモリなどの各種メディアへのコピーや画面キャプチャを権限に応じて制御し、外部への持ち出しを抑止する。ユーザ権限や対象データごとにきめ細かい持ち出し制御が行える他、暗号化技術を使わない独自の仕組みでセキュリティ機能を実現するため、利便性を保ちながら、より強固なセキュリティ環境を構築できる。また、導入時作業の標準化・マニュアル整備などにより、最短2週間での導入が可能であり、立ち上がりまでの全体費用を抑えられるのも特長。価格は、1サーバ1ユーザライセンスで111万円(税別)。
http://www.nec.co.jp/press/ja/0912/0201.html
《ScanNetSecurity》