Confickerワームが再度活発化、サーバのパッチ管理などの強化が肝要(マカフィー) | ScanNetSecurity
2024.05.03(金)

Confickerワームが再度活発化、サーバのパッチ管理などの強化が肝要(マカフィー)

マカフィー株式会社は9月8日、ワーム「W32/Conficker(Conficker)」が再度活発化しているとして、直近の感染動向を発表した。同社McAfee Labsではデータセンターで把握している情報をもとに毎月、サイバー脅威の傾向を公表しているが、ここ数カ月における特徴的な点とし

製品・サービス・業界動向 業界動向
マカフィー株式会社は9月8日、ワーム「W32/Conficker(Conficker)」が再度活発化しているとして、直近の感染動向を発表した。同社McAfee Labsではデータセンターで把握している情報をもとに毎月、サイバー脅威の傾向を公表しているが、ここ数カ月における特徴的な点としてConfickerがウイルス検知会社数のランキングに入っていることを挙げている。

Confickerは2007年末から2008年にかけて流行したが、再度活発化している。最近の感染傾向としては、初動として「リモートからWindowsの脆弱性(MS08-067が適用されていない)をついた実行」「管理共有を経由した、ファイルのコピーとタスク実行」が大半を占めている。企業もこれらへの対策を行っているが、複雑なパスワードを設定することで安心してしまい、管理共有によるアウトブレークにより再感染するケースが増えている。また、業務の可用性を優先する傾向があり、結果的にWindowsのMS08-067のパッチを適用していないサーバが感染することが多いとしている。

http://www.mcafee.com/japan/security/mcafee_labs/blog/jp_conficker-warm.asp

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  4. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  5. 「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

    「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

  6. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  7. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  8. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  9. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  10. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

ランキングをもっと見る