IEのCSS解析処理におけるメモリ破壊の脆弱性検証レポートを発表(NTTデータ・セキュリティ) | ScanNetSecurity
2026.08.25(火)

IEのCSS解析処理におけるメモリ破壊の脆弱性検証レポートを発表(NTTデータ・セキュリティ)

NTTデータ・セキュリティ株式会社は1月12日、Microsoft社のInternet Explorer(IE)のCSS解析処理におけるメモリ破壊の脆弱性(CVE-2010-3971)に関する検証レポートを公開した。この脆弱性はmshtml.dllライブラリに存在するもので、CSSの解析処理実行時にCStyleSheetオ

脆弱性と脅威 エクスプロイト
NTTデータ・セキュリティ株式会社は1月12日、Microsoft社のInternet Explorer(IE)のCSS解析処理におけるメモリ破壊の脆弱性(CVE-2010-3971)に関する検証レポートを公開した。この脆弱性はmshtml.dllライブラリに存在するもので、CSSの解析処理実行時にCStyleSheetオブジェクトに格納されている配列を処理する際、メモリ上のヒープポインタが適切に初期化されない可能性があるというもの。本脆弱性により、細工されたWebページの閲覧、OutlookやOutlookExpressによる細工されたHTMLメールプレビューなどで、ローカルユーザと同じ権限が奪取される危険性がある。なお、現時点で修正プログラムは提供されていない。

同社では、Windows 7およびInternet Explorer 8を検証ターゲットシステムとして、この脆弱性の再現性を検証した。検証は、ターゲットシステムにIEを通じて細工されたWebページを閲覧させ、IEの脆弱性を利用した攻撃コードを実行することで任意のコードを実行することで、システムの制御を奪取するというものであった。この結果、誘導先のコンピュータ(Windows XP)上にターゲットシステム(Windows 7)のプロンプトが表示されたことから、ターゲットシステムの制御の奪取に成功したことが検証された。
(吉澤亨史)

http://www.nttdata-sec.co.jp/article/vulner.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. メール訓練の文面が無神経と批判を浴びてCEOが謝罪 ~ セキュリティ教育には分別と敬意を

    メール訓練の文面が無神経と批判を浴びてCEOが謝罪 ~ セキュリティ教育には分別と敬意を

  2. 作業手順書の曖昧な記載による作業誤りが原因 ~ デジタル庁から他省庁に送付したファイルに関係者以外の個人情報

    作業手順書の曖昧な記載による作業誤りが原因 ~ デジタル庁から他省庁に送付したファイルに関係者以外の個人情報

  3. ブルートフォース攻撃による可能性が高いと判断 ~ コミュニケーションツール「BAND」に不正アクセス

    ブルートフォース攻撃による可能性が高いと判断 ~ コミュニケーションツール「BAND」に不正アクセス

  4. 駅放送設備から意図しない音声が送出 ~ 西鉄福岡(天神)駅と薬院駅

    駅放送設備から意図しない音声が送出 ~ 西鉄福岡(天神)駅と薬院駅

  5. NTTスマートコネクト「スマイルサーバ」に不正アクセス、9 月中旬頃の復旧環境の提供開始を目標に準備

    NTTスマートコネクト「スマイルサーバ」に不正アクセス、9 月中旬頃の復旧環境の提供開始を目標に準備

ランキングをもっと見る
PageTop