Oracle Outside Inに任意のコードを実行される脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2025.12.06(土)

Oracle Outside Inに任意のコードを実行される脆弱性(JVN)

独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月20日、Oracleが提供する、500以上のファイル形式をデコードするためのライブラリ「Oracle Outside In」に任意のコードを実行され

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月20日、Oracleが提供する、500以上のファイル形式をデコードするためのライブラリ「Oracle Outside In」に任意のコードを実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

「Oracle Outside In Technology 8.3.2.0および8.3.5.0」には、Lotus 123およびMicrosoft CABファイルの解析処理に脆弱性(CVE-2011-0794およびCVE-2011-0808)が存在する。この問題が悪用されると、細工されたファイルをOracle Outside Inが処理した際に、リモートの攻撃者によってユーザ権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、Oracle Outside Inを実装しているアプリケーションの開発者が提供する情報をもとに最新バージョンへアップデートするよう呼びかけている。
(吉澤亨史)

http://jvn.jp/cert/JVNVU520721/

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

    FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

  2. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  3. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

  4. ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

    ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

  5. サイバー攻撃の脅威動向や最新の対策技術の調査・分析を行う「サイバーセキュリティ・リサーチ・センター(Cyber Security Research Center)」をCTCが開設

    サイバー攻撃の脅威動向や最新の対策技術の調査・分析を行う「サイバーセキュリティ・リサーチ・センター(Cyber Security Research Center)」をCTCが開設

ランキングをもっと見る
PageTop