6月は各国当局によるサイバー犯罪撲滅作戦が大きな成果--月例レポート(カスペルスキー)
株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は7月27日、ロシアKasperskyが7月6日に公開したリリースの抄訳として、2011年6月度のマンスリーレポートを発表した。レポートでは、6月は各国当局によるサイバー犯罪撲滅作戦が大きな成果をもたらしたとして、米国で2つの
脆弱性と脅威
脅威動向
また、Amazonのクラウドサービスがブラジルのユーザを標的とするマルウェアのホストおよび配信に利用された。このマルウェアは、ブラジル国内の9つの銀行の顧客データを盗む目的で設計されたものであった。このほか、サイバー犯罪者が正規のBitCoinファイルを標的のコンピュータ上で起動し、自分たちのアカウントでサイバーマネーの生成を試みたことや、攻撃者に感染したMac OS Xマシンの遠隔操作を許す新種のバックドア「Backdoor.OSX.Olyx.a」が流通したことなどを紹介している。
(吉澤亨史)
http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207582733
《ScanNetSecurity》