サイバー情報共有イニシアティブ会合後、三菱重工社長が会見
三菱重工業の大宮英明社長は25日夜、経済産業省が主催する「サイバー情報共有イニシアティブ」(J-CSIP)の会合に出席。
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終了後の会見で、「今のところ重要な防護すべき情報は漏れていないという確認が取れています」と、自社から防衛関係など重要情報が流出したという報道を否定した。
「情報の定義にもよるが、一部の情報が出ていたといわれているもののように、軍事的に機密、防衛省で規定されているようなものが漏れいてるということはない。一般的な情報でメールのやりとりみたいなものが出ていたことはあるかもしれない」
同社のサーバーとパソコン83台がウイルス感染したが、「基本的に、そこから情報が漏れないような措置はすぐにとった」と、大宮氏は述べた。
流出した情報など実態については調査継続中で「早急に専門業者に調べてもらっている」と、詳細の言及は避けたが、調査結果については「それらの情報を国や(J-CSIPに参加する)各社共有しながら、これからの対応に十二分に結びつけていきたい」と語った。
三菱重工大宮社長、防衛関係情報流出を否定
《中島みなみ@レスポンス》
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