ISC BINDにDoSの脆弱性、対策済みバージョンへアップデートを(JVN)
IPA/ISECおよびJPCERT/CCによると、DNSサーバ「BIND」にDoSの脆弱性が確認された。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
BIND 9は、特定されていないネットワーク上のイベントによって、BIND 9キャッシュサーバが不正なレコードをキャッシュすることがあり、そのレコードに対する問い合わせによってキャッシュサーバが表明違反(assertion failure)でクラッシュすることがある(CVE-2011-4313)。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、ISC や配布元が提供する情報をもとに、対策済みのバージョンへアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》