この欠陥を突き止めたのは、デビッド・ホービスという男性だ。夫人がiPhoneを盗まれ、直ちに電話番号を停止し、データをリモート・ワイプして、Apple IDとパスワードの双方を変更。にもかかわらず、iMessageを使用して送信されたメッセージが、妻の新しい端末に届いているのに加え、盗まれた端末の購入者も受信していることを発見し、この経験をArs Technicaに語っている。
盗品の買い主はホービスの妻宛てのメッセージを受信していたばかりか、そのメッセージに返信することもでき、彼が盗難にあった端末を購入したのだということを告げられた際、かなり不信感を持ったという。
この問題はホービス夫人だけのものではなく、相当数のiPhoneユーザーが被害を被っているようで、問題はおそらく、iMessageが普及するにつれ増加するだろう。
iMessageは、送信者、受信者の双方がデータ接続可能な場合、自動的にSMSおよびMMSメッセージをインターネットのトラフィックに変換することで動作する。両者がiPhoneを持っており、インターネットに接続している場合にのみ機能するが、アクティブにしてあれば、無料でメッセージング・サービスが提供される…
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(翻訳:中野恵美子)
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