ハッキングコンペで判明したChromeの脆弱性を修正(米Google) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

ハッキングコンペで判明したChromeの脆弱性を修正(米Google)

 米Googleは独自のWebブラウザハッキングコンペを開催し、Google Chromeのセキュリティを破った挑戦者に賞金6万ドルを授与した。Googleは8日(現地時間)、このコンペで明らかとなった脆弱性を修正したGoogle Chromeのアップデートを実施した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
Google Chrome リリースブログ
Google Chrome リリースブログ 全 2 枚 拡大写真
 米Googleは独自のWebブラウザハッキングコンペを開催し、Google Chromeのセキュリティを破った挑戦者に賞金6万ドルを授与した。Googleは8日(現地時間)、このコンペで明らかとなった脆弱性を修正したGoogle Chromeのアップデートを実施した。

 Googleは、昨年までセキュリティ企業のTippingPointが主催する「Pwn2Own」にスポンサーとして参加してきた。しかし今年はGoogle Chromeだけを対象とした独自のコンペを開催。総額100万ドルもの賞金を用意した。もっとも難易度が高い「Windows 7上でChrome自体の脆弱性のみによるハッキング」を達成したセルゲイ・グラズノフ氏が6万ドルを獲得した。

 一方、「Pwn2Own」も例年通り開催された。こちらではセキュリティ企業のVUPENがGoogle Chromeを始めインターネットエクスプローラ、Firefox、Safariのセキュリティを次々と突破した。

Googleがハッキングコンペ開催、Chromeのセキリティを破った挑戦者に賞金6万ドル

《山田 正昭@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  3. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  4. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop