8月31日にサービスを終了する「Segue」に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Segue Projectの提供するオープンソースのコンテンツ管理システム「Segue」に複数の脆弱性が存在するとJVNで発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Segue」には、SQLインジェクション(CVE-2012-1255)およびクロスサイトスクリプティング(CVE-2012-1254)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって認証を回避して管理者としてログインされたり、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性がある。「Segue」は8月31日にサービスを終了するため、JVNでは開発者が提供する情報を確認するとともに、「Segue」を使用しないことも検討するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》