サイバー犯罪者やオンライン詐欺師が「iPhone 5」人気を悪用、大幅な値引き広告に警戒を(マカフィー)
マカフィーは21日、アップル「iPhone 5」の発売にあわせて、サイバー犯罪者やオンライン詐欺師が人気を悪用する可能性があるとして、注意喚起する文章を公開した。
脆弱性と脅威
脅威動向
クリスマスシーズンや大型連休、年末年始など、あるいはApple新製品発売など大きなイベントが行われるタイミングがあると、サイバー犯罪者はその騒ぎにつけ込もうとする。今回、待望のiPhone 5発売とあって、製品を求める人たちをターゲットに、さまざまな不正活動が行われる可能性が高い。具体的には、「より安価な値段でiPhone 5が入手できる」として、フィッシング詐欺のメールや悪質サイトへのリンクを貼ったメールを流通させ、クレジットカード情報やその他の個人情報を盗もうとすると見られている。
マカフィーでは、詐欺に遭遇しないために簡単にできる対策として、アップル(さらに日本ではauやソフトバンクモバイル)のWebサイトに直接アクセスし、同じ内容のプロモーションを検索するなど、情報の発信元に直接アクセスすること、セキュリティソフトを最新版に更新すること、また大幅な値引きの広告に警戒することなどを呼びかけている。たとえば端末販売開始から1週間は、「1台購入すれば2台目は無料」のような条件のもので正当なものはないと思ってほしいとしている。
サイバー犯罪者、iPhone 5フィーバーに便乗の用意あり……過剰な値引き広告に注意を
《冨岡晶@RBB TODAY》
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