オフィスの複合機などにもセキュリティ方針の策定を--IPAが呼びかけ(IPA)
IPAは、組織のシステム管理者に対し「複合機等のオフィス機器をインターネットに接続する際の注意点」を発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
複合機は読み取ったデータを内蔵のディスクに保存したり、ネットワーク内でそれらの情報を共有することができる。しかし、複合機に対してセキュリティ対策を講じないままインターネットに接続した場合、本来公開すべきでないデータが第三者に閲覧される可能性がある。また、複合機に限らず、ビデオ会議システムやウェブカメラなども、他のIT機器と同等の機能を持っており、インターネットに接続するオフィス機器が増えている。これらの機器の中には、ネットワークを通じてデータの交換や遠隔操作が可能な機種も存在する。システム管理者は、これら機器を単なる事務用品とみなさず、PCやその他のIT機器と同じように組織のセキュリティ方針を策定し、それに従って運用する必要があるとして、対応策を紹介している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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