企業を超えサイバー攻撃を迎え撃つ「サイバー・グリッド・ジャパン」構想(ラック) | ScanNetSecurity
2026.09.29(火)

企業を超えサイバー攻撃を迎え撃つ「サイバー・グリッド・ジャパン」構想(ラック)

ラックは、同社の研究体制を一新するとともに、他のセキュリティ企業や研究機関と連携するフレームワーク「サイバー・グリッド・ジャパン」構想をスタートさせると発表した。

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株式会社ラックは11月25日、同社の研究体制を一新するとともに、他のセキュリティ企業や研究機関と連携するフレームワーク「サイバー・グリッド・ジャパン」構想をスタートさせると発表した。この取り組みは、社会問題となっている日本企業へのサイバー攻撃への対策を目的としたもので、日本企業や団体などの組織的な防衛活動を強化し、学術的な研究だけでなく発生したサイバー事故をその場で解決するための活動を通して、日本におけるサイバーセキュリティ対策をより強固にしていく考え。

サイバー・グリッド・ジャパン構想は、各々の専門分野に精通する技術者がそれぞれの分野を深掘りし、さらに有機的に連携させることで、企業や官公庁の具体的なセキュリティ対策に応用するフレームワーク。同社が2001年に開設以来連綿と研究を行っていたサイバーセキュリティ研究所を、それぞれの課題をそれぞれの分野から取り囲み解決する研究チームを明確にして、日本の組織を守る実務に即した調査・研究を行う。さらに、安全保障や危機管理レベルのサイバーセキュリティを支援するために「ナショナルセキュリティ研究所」を独立した研究所として新設し、世界的な情勢や技術調査などによる「サイバー戦」や「凶悪なサイバー攻撃」の実態把握を中心に、日本を守る一助となる活動をしていく。

今回の発表に際し、マルウェア解析研究の分野では、金融機関を狙ったサイバー攻撃対策や先端セキュリティの調査・研究で実績のある日本企業「セキュアブレイン社」と連携、制御システム防御技術においても独自のセキュリティ技術とノウハウを有する「アズビル セキュリティフライデー社」と連携し、より実践的な共同研究を進める。また、本取り組みに賛同し、サイバー攻撃の脅威に立ち向かう企業や団体が「サイバー・グリッド・パートナー」として参画することを期待しているという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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