11月の特殊詐欺、振り込め詐欺、オレオレ詐欺ともに高水準で推移(警察庁) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

11月の特殊詐欺、振り込め詐欺、オレオレ詐欺ともに高水準で推移(警察庁)

警察庁は、2013年11月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
特殊詐欺の認知・検挙状況
特殊詐欺の認知・検挙状況 全 1 枚 拡大写真
警察庁は12月20日、2013年11月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、11月の特殊詐欺の認知件数は1,155件で、このうち振り込め詐欺の認知件数は918件(10月は899件)で、このうち849件が既遂(同822件)、被害総額(既遂のみ)は25億2,513万円(同25億8,262万円)、検挙件数は266件(同245件)、検挙人員は156名(同156名)と、前月から同水準で推移した。オレオレ詐欺では、認知件数が564件(同532件)、このうち499件(同466件)が既遂、被害総額は17億523万円(同17億3,638万円)、検挙件数は210件(同212件)、検挙人員は131名(同130名)と、こちらも増加した。

架空請求詐欺の認知件数は140件(同172件)で、このうち136件(同161件)が既遂、被害総額は6億2,146万円(同6億4,387万円)、検挙件数は38件(同14件)、検挙人員は23名(同22名)と高水準で推移している。形態別で見ると、「有料サイト利用料金等名目」が46件、「訴訟関係費用等名目」が23件、「情報購入代金等名目」が17件であった。このほか融資保証金詐欺が60件(同44件)で被害総額6,473万円(同6,148万円)、携帯電話端末詐欺が77件(同53件)などとなっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  4. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop