2014年第2週のインフルエンザ発生状況を発表、定点当たり報告数は前週から3倍近く増加(厚生労働省) | ScanNetSecurity
2024.05.18(土)

2014年第2週のインフルエンザ発生状況を発表、定点当たり報告数は前週から3倍近く増加(厚生労働省)

 厚生労働省は1月17日、2014年第2週(1月6日~12日)のインフルエンザ発生状況を発表した。患者報告数は2万7,100件、定点当たり報告数は5.51と、前週から3倍近く増えた。沖縄県と大阪府で警報レベルを超えるなど、全47都道府県で増加。

脆弱性と脅威 脅威動向
定点当たり報告数推移
定点当たり報告数推移 全 3 枚 拡大写真
 厚生労働省は1月17日、2014年第2週(1月6日~12日)のインフルエンザ発生状況を発表した。患者報告数は2万7,100件、定点当たり報告数は5.51と、前週から3倍近く増えた。沖縄県と大阪府で警報レベルを超えるなど、全47都道府県で増加し、推計患者数は約34万人となっている。

 都道府県別の定点当たり報告数は、沖縄県(19.90)が最多で、鹿児島県(9.28)、岐阜県(8.91)、高知県(8.71)、和歌山県(8.10)、熊本県(8.06)、大分県(7.81)、宮崎県(7.66)、佐賀県(7.64)、静岡県(7.27)の順に高くなっている。

 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは、大阪府と沖縄県の2か所。注意報レベルを超えているのは、23道府県の53か所。

 定点医療機関からの報告をもとに推計したところ、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数は約34万人。年代別では、30代が約6万人、20代と40代がそれぞれ約5万人、0~4歳、5~9歳がそれぞれ約4万人などとなっている。

 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は292例あり、第1週(2013年12月30日~2014年1月5日)の164例から倍増した。1~9歳(93例)、80歳以上(62例)など、子どもや高齢者を中心に入院報告数が多くなっている。

【インフルエンザ2014】全47都道府県で増加、推計患者数は約34万人

《奥山 直美@リセマム》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

    ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

  2. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  3. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  4. 個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

    個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

  5. 検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

    検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

  6. 認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とは

    認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とはPR

  7. 脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

    脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

  8. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  9. 「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

    「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

  10. スマートフォンアプリ「OfferBox」に秘密鍵がハードコードされている問題

    スマートフォンアプリ「OfferBox」に秘密鍵がハードコードされている問題

ランキングをもっと見る