ICTを利活用し地域の社会課題を解決、共働事業として「地域の安全・安心、災害対策」を掲げる(福岡市、NTT)
福岡市と日本電信電話(NTT)は14日、包括連携協定を締結することを発表した。ICTを利活用し、地域の社会課題を解決することを目指したものだ。
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福岡市とNTTグループは、福岡市無料公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」の環境整備、同サービスと観光アプリを連動させた「J Guidest Fukuoka」のトライアル、緊急情報発信のデモなどに、共同で取り組んできた実績がある。今回改めて、地域の活性化、市民サービスの向上などのため、包括連携を行う。
具体的には、共働事業として、「観光振興」「地域の安全・安心、災害対策」の2つを掲げており、今後、Wi-Fi・デジタルサイネージ・ビーコン・アプリなどのICT技術を活用し、情報発信を行う。その他、市の魅力発信や地域活性化、市民サービス向上、福祉・教育分野など、さまざまな課題に対しても共同で取り組みを進める方針だ。
また同日、NTTグループのテルウェル東日本は、NTT西日本の博多DOIMACHIに、福岡市無料公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」に対応した、Wi-Fi自販機を設置。災害時に無料で飲料を取り出せる防災ステーションとしての活用も可能となっている。
NTTと福岡市、IT活用による「観光振興」「災害対策」で包括連携
《冨岡晶@RBB TODAY》
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