サイバー犯罪のタスクフォースが一発で巨大ボットネットという戦利品を得る~J-CATによってBeeboneが骨抜きに(The Register) | ScanNetSecurity
2025.12.23(火)

サイバー犯罪のタスクフォースが一発で巨大ボットネットという戦利品を得る~J-CATによってBeeboneが骨抜きに(The Register)

研究者たちはそのキャプチャされたドメインを用いて、何台のマシンが感染したのかを分析している。以前、McAfeeのテレメトリを用いて、研究者たちは12,000台のマシンが感染の兆候を示していると推定していた。The Registerは新たな統計を公開できる。

国際 TheRegister
NHTCU(Dutch National High Tech Crime Unit)およびJ-CAT(Joint Cybercrime Action Taskforce)を主体としたコンソーシアムが、高度なボットネットを殲滅した。

AAEHやBeeboneなど数々の名前で呼ばれてきたこのボットネットは、「ポリモーフィック型ダウンローダボット」である。被害者のコンピュータに、さまざまな形態のマルウェアをインストールするものだ。

このボットネットは、アンチウィルスソフトウェアを回避し、自身のシャットダウンに使われ得るプロセスを無効にする目的で進化する過程において、有機体のウィルス同様にすさまじい速度で自身の修正版を再生成していた。

Intel SecurityのCTOであるRaj Samani氏は本誌に次のように語った。「新たな変異を少なくとも日に6回、たいていの場合はそれ以上行っていることを観察しました。」

《》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃、窃取された情報がダークウェブで公開

    エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃、窃取された情報がダークウェブで公開

  2. 第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

    第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

  3. 駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

    駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

  4. Pep Up への不正アクセス、リスト攻撃とメールアドレスに生年月日記載でメールによる 2 段階認証突破された侵害事例

    Pep Up への不正アクセス、リスト攻撃とメールアドレスに生年月日記載でメールによる 2 段階認証突破された侵害事例

  5. 15 億円の身代金要求した疑い セキュリティ企業の社員が自らランサムウェア仕掛けたか

    15 億円の身代金要求した疑い セキュリティ企業の社員が自らランサムウェア仕掛けたか

ランキングをもっと見る
PageTop