インターポールの新デジタル犯罪センターに「モノ」と「人」で支援(ラック) | ScanNetSecurity
2025.12.08(月)

インターポールの新デジタル犯罪センターに「モノ」と「人」で支援(ラック)

ラックは、インターポールがシンガポールに開設した新組織「IGCI」のデジタル犯罪センターに、技術提供とエンジニア派遣で支援を行うと発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
IGCI中谷総局長とIGCIを訪問したラックの社長高梨氏(「高」は常用漢字ではない文字)
IGCI中谷総局長とIGCIを訪問したラックの社長高梨氏(「高」は常用漢字ではない文字) 全 1 枚 拡大写真
株式会社ラックは4月27日、国際刑事警察機構(インターポール)がシンガポールに開設した新組織「The INTERPOL Global Complex for Innovation(IGCI)」のデジタル犯罪センターに、技術提供とエンジニア派遣で支援を行うと発表した。IGCIは、犯罪者の特定、革新的訓練、捜査支援および官民連携のための、最先端の研究・開発施設。ラックは日本電気株式会社(NEC)のサイバーセキュリティソリューションの支援メンバーとして、インターポールとNECのサイバーセキュリティ対策での提携に参画している。

今回ラックは、IGCIの重要な活動を支援するための二つの取り組みを行う。ひとつは、IGCIの中に設置された「インターポール・デジタル犯罪センター(The INTERPOL Digital Crime Centre)」におけるセキュリティシステムのログの相関分析処理を支援することを目的に、サイバー攻撃監視システム「LAC Falcon」を提供する。もうひとつは、前JSOCセンター長として監視事業を率いていたトップエンジニアをIGCIに派遣する。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

  2. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  3. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  4. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  5. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

ランキングをもっと見る
PageTop